東京マーケットダイジェスト・17日 円安・株高
ドル円:1ドル=148.97円(前営業日NY終値比△0.33円)
ユーロ円:1ユーロ=162.05円(△0.36円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0877ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:37396.52円(前営業日比△343.42円)
東証株価指数(TOPIX):2748.12(△32.27)
債券先物6月物:138.30円(△0.16円)
新発10年物国債利回り:1.505%(▲0.010)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は堅調。時間外の米10年債利回りが4.28%台まで低下したことなどから148.40円台まで下押すも、一時的だった。前週に複数の報道機関から日銀が18-19日の金融政策決定会合で利上げを見送ると報じられたほか、石破総理の支持率低下で高市氏が総理になった場合は日銀の利上げに制約ができるのではとの思惑を背景に本邦長期金利が低下して始まったこともあり、切り返した。その後は仲値にかけてドルが買われたほか、日経平均の堅調推移もあり、15時過ぎに149.10円まで上昇した。
・ユーロ円も堅調。ドル円が上昇したほか、日経平均や香港株の堅調推移も合わさると、162.26円までじりじりと上昇して14日高値162.33円に迫った。
・ユーロドルは上昇するも一時的。トランプ米大統領が「18日にプーチン露大統領と協議。ディールの見込み極めて高い」と発言し、会談への期待感から1.0894ドルまでわずかに上値を伸ばしたものの、米10年債利回りが一時4.31%台まで低下幅を縮めたこともあり、上値は限定的。1.08ドル台後半でのもみ合いが続いた。
・日経平均株価は続伸。前週末の米株高を受けて寄り付きから400円超上昇すると、後場に入り上げ幅は一時500円超に達した。ドル円がやや円安で推移したことも上昇を後押しした。
・債券先物相場は続伸。前週に日銀据え置き報道が相次ぎ、続伸してスタート。その後は下押すも一時的となり、日銀の据え置き予想の高まりもあり再び上昇した。日銀が実施した定例の国債買い入れオペが債券需給の引き締まりを示す結果となったことも債券相場を下支えした。政局不安への懸念を背景に超長期債は上昇しており、40年債利回りは一時3.000%と新発債としては2007年の発行開始以来の高水準となる場面が見られた。
(川畑)
ユーロ円:1ユーロ=162.05円(△0.36円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0877ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:37396.52円(前営業日比△343.42円)
東証株価指数(TOPIX):2748.12(△32.27)
債券先物6月物:138.30円(△0.16円)
新発10年物国債利回り:1.505%(▲0.010)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は堅調。時間外の米10年債利回りが4.28%台まで低下したことなどから148.40円台まで下押すも、一時的だった。前週に複数の報道機関から日銀が18-19日の金融政策決定会合で利上げを見送ると報じられたほか、石破総理の支持率低下で高市氏が総理になった場合は日銀の利上げに制約ができるのではとの思惑を背景に本邦長期金利が低下して始まったこともあり、切り返した。その後は仲値にかけてドルが買われたほか、日経平均の堅調推移もあり、15時過ぎに149.10円まで上昇した。
・ユーロ円も堅調。ドル円が上昇したほか、日経平均や香港株の堅調推移も合わさると、162.26円までじりじりと上昇して14日高値162.33円に迫った。
・ユーロドルは上昇するも一時的。トランプ米大統領が「18日にプーチン露大統領と協議。ディールの見込み極めて高い」と発言し、会談への期待感から1.0894ドルまでわずかに上値を伸ばしたものの、米10年債利回りが一時4.31%台まで低下幅を縮めたこともあり、上値は限定的。1.08ドル台後半でのもみ合いが続いた。
・日経平均株価は続伸。前週末の米株高を受けて寄り付きから400円超上昇すると、後場に入り上げ幅は一時500円超に達した。ドル円がやや円安で推移したことも上昇を後押しした。
・債券先物相場は続伸。前週に日銀据え置き報道が相次ぎ、続伸してスタート。その後は下押すも一時的となり、日銀の据え置き予想の高まりもあり再び上昇した。日銀が実施した定例の国債買い入れオペが債券需給の引き締まりを示す結果となったことも債券相場を下支えした。政局不安への懸念を背景に超長期債は上昇しており、40年債利回りは一時3.000%と新発債としては2007年の発行開始以来の高水準となる場面が見られた。
(川畑)