東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 17日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では148.97円と12時時点(148.64円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。日経平均株価が37500円前後で高止まりしていること、米10年債利回りが下げ幅を縮めたこと、トランプ米大統領が「18日にプーチン露大統領と協議。ディールの見込み極めて高い」などと述べたことなどから、一時149.06円まで上値を伸ばし、14日の高値149.02円を上抜けた。
 
 ユーロ円も強含み。15時時点では162.05円と12時時点(161.74円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、一時162.26円まで上値を広げた。
 
 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0877ドルと12時時点(1.0881ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。明日のトランプ米大統領とプーチン露大統領の会談への期待感から、1.0894ドルまでわずかに上値を伸ばしたものの、米10年債利回りが下げ幅を縮めたことで上値は限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.46円 - 149.06円
ユーロドル:1.0870ドル - 1.0894ドル
ユーロ円:161.50円 - 162.26円

(山下)
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