東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上昇一服

 17日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。17時時点では148.85円と15時時点(148.97円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。15時過ぎに149.10円まで上値を伸ばすも、12日高値149.19円が目先の抵抗水準として意識されて失速。時間外の米株先物の弱含みや、米10年債利回りが4.30%を割り込んだことも重しとなり、17時過ぎには148.80円を下回った。
 
 ユーロ円は伸び悩み。17時時点では161.89円と15時時点(162.05円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。13時過ぎにつけた162.26円や14日高値162.33円が上値抵抗として働いた。時間外のダウ先物が240ドル超安まで下げた動きを眺め、161.81円前後までユーロ売り・円買い戻しが進んだ。
 
 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0876ドルと15時時点(1.0877ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0869ドルまで日通し安値を更新するも売りは続かず。一巡後は1.0870ドル台で上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.46円 - 149.10円
ユーロドル:1.0869ドル - 1.0894ドル
ユーロ円:161.50円 - 162.26円


(小針)
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