東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値を試す
訂正:ユーロ円概況、仲値後の切り下げ水準を162.80円台に訂正しました。
28日の東京外国為替市場でドル円は上値を試した。10時時点では150.96円とニューヨーク市場の終値(151.05円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)は前年比2.4%と予想や前回値を0.2ポイント上回った。これを受けて150.77円までドル売り円買いで反応するも、本邦長期金利が伸び悩むと下落は一服。下値の固さを確認すると151円台を回復し、昨日高値151.15円を上抜けて151.21円まで上昇した。ただし3日高値151.30円が抵抗水準として意識され、仲値通過後は151円を割り込んだ。
ユーロ円は伸び悩み。10時時点では162.96円とニューヨーク市場の終値(163.15円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。3月東京都区部CPIの発表後に下値を試し、162.85円まで売られた。その後はドル円の上昇につれて163円台を回復し、163.17円まで切り返す動きに。ただし、700円超安と軟調な日経平均が重しとなり、仲値後は再び162.80円台まで上値を切り下げている。
ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0795ドルとニューヨーク市場の終値(1.0801ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近で動意を欠いた。ドル円のドル高基調が重しとなって1.0788ドルまで下押すも、一巡後は1.0790ドル台で小幅な上下に留まった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.77円 - 151.21円
ユーロドル:1.0788ドル - 1.0802ドル
ユーロ円:162.85円 - 163.17円
(小針)
28日の東京外国為替市場でドル円は上値を試した。10時時点では150.96円とニューヨーク市場の終値(151.05円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)は前年比2.4%と予想や前回値を0.2ポイント上回った。これを受けて150.77円までドル売り円買いで反応するも、本邦長期金利が伸び悩むと下落は一服。下値の固さを確認すると151円台を回復し、昨日高値151.15円を上抜けて151.21円まで上昇した。ただし3日高値151.30円が抵抗水準として意識され、仲値通過後は151円を割り込んだ。
ユーロ円は伸び悩み。10時時点では162.96円とニューヨーク市場の終値(163.15円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。3月東京都区部CPIの発表後に下値を試し、162.85円まで売られた。その後はドル円の上昇につれて163円台を回復し、163.17円まで切り返す動きに。ただし、700円超安と軟調な日経平均が重しとなり、仲値後は再び162.80円台まで上値を切り下げている。
ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0795ドルとニューヨーク市場の終値(1.0801ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近で動意を欠いた。ドル円のドル高基調が重しとなって1.0788ドルまで下押すも、一巡後は1.0790ドル台で小幅な上下に留まった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.77円 - 151.21円
ユーロドル:1.0788ドル - 1.0802ドル
ユーロ円:162.85円 - 163.17円
(小針)