ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、さえない
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円はさえない。24時時点では150.09円と22時時点(150.64円)と比べて55銭程度のドル安水準だった。3月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が57.0と予想の57.9を下回ったことが分かると円買い・ドル売りが先行。また、同時に発表された1年先・5年先の期待インフレ率が予想を上回り、速報値から上方修正されるとダウ平均が一時600ドル近く下落。リスク・オフの円買い・ドル売りも優勢となった。前日の安値150.06円を下抜けて、一時149.91円と日通し安値を更新した。
ユーロドルは堅調。24時時点では1.0823ドルと22時時点(1.0789ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準だった。「欧州連合(EU)は米国の相互関税に対して譲歩案提示を計画している」との一部報道をきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行。ミシガン消費者態度指数が予想下回ったことも相場の支援材料となり、前日の高値1.0821ドルを上抜けると一時1.0831ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は戻りが鈍い。24時時点では162.45円と22時時点(162.52円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると162.84円付近まで下げ渋ったものの、ドル円の下落につれた売りが出ると162.30円付近まで押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.91円 - 151.21円
ユーロドル:1.0765ドル - 1.0831ドル
ユーロ円:162.07円 - 163.17円
(中村)
ユーロドルは堅調。24時時点では1.0823ドルと22時時点(1.0789ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準だった。「欧州連合(EU)は米国の相互関税に対して譲歩案提示を計画している」との一部報道をきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行。ミシガン消費者態度指数が予想下回ったことも相場の支援材料となり、前日の高値1.0821ドルを上抜けると一時1.0831ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は戻りが鈍い。24時時点では162.45円と22時時点(162.52円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると162.84円付近まで下げ渋ったものの、ドル円の下落につれた売りが出ると162.30円付近まで押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.91円 - 151.21円
ユーロドル:1.0765ドル - 1.0831ドル
ユーロ円:162.07円 - 163.17円
(中村)