東京外国為替市場概況・15時 ドル円 底堅い

 8日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では147.59円と12時時点(147.32円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。午前は147.25円まで売りに押されたが、午後はドル売りが一服した動きも支えに147.80円近辺まで持ち直した。後場の日経平均は上昇が一服するも、1500円超高水準でしっかり。

 ユーロドルは伸び悩む。15時時点では1.0967ドルと12時時点(1.0971ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の低下が一服し、1.0980ドルを頭に伸び悩んだ。ただ、下押しは1.0950ドル台にとどめ底堅さを維持している。

 ユーロ円は小高い。15時時点では161.87円と12時時点(161.63円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの買いは一服するも、ドル円の切り返しも支えに一時162.20円まで上値を伸ばした。日経平均が大幅反発したこともあり、本日の東京市場ではリスク回避の動きが後退し、クロス円全般が底堅い動き。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.25円 - 148.12円
ユーロドル:1.0905ドル - 1.0980ドル
ユーロ円:161.18円 - 162.20円

(金)
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