東京マーケットダイジェスト・15日 ドル伸び悩み・株高

ドル円:1ドル=143.05円(前営業日NY終値比▲0.01円)
ユーロ円:1ユーロ=162.38円(△0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1350ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:34267.54円(前営業日比△285.18円)
東証株価指数(TOPIX):2513.35(△24.84)
債券先物6月物:140.45円(▲0.67円)
新発10年物国債利回り:1.365%(△0.030%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買いが観測されたほか、日経平均株価が寄り付きから堅調推移となったことも相場の支えとなり、一時143.59円まで値を上げた。もっとも、仲値通過後は伸び悩む展開となり、142.85円まで反落した。

・ユーロドルは下値が堅い。朝方からやや売りに押される展開となり、10時30分過ぎに1.1316ドルまで下落する場面があったが、その後は対円などでドル売りが進んだ影響から1.1368ドルまで反発した。

・ユーロ円はもみ合い。162円台半ばを挟んだ水準でしばらくは方向感を欠いた動きが続いたが、15時過ぎには一時162.08円まで下落して、昨日安値の162.09円を下抜ける場面があった。

・日経平均株価は続伸。米関税政策を巡る過度な懸念が後退したことを受け、幅広い銘柄に買いが入った。トランプ米大統領が自動車関税で救済措置を検討していることを明らかにしたこともあり、自動車や部品銘柄が堅調に推移。指数は一時470円超高まで上値を伸ばした。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。20年物国債入札が低調な結果になるとの警戒感から売りが先行した。20年債入札は応札倍率が2.96倍と2023年12月以来の低さとなるなど「弱め」の結果となり、入札後には140円34銭まで下押す場面も見られた。

(岩間)
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