東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下値支えられる

 15日午後の東京外国為替市場でドル円は下値支えられる。17時時点では143.30円と15時時点(143.05円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。15時の東京オプションのカットオフを過ぎると142.85円まで下押しした。しかし、昨日の欧米時間に支えられた142.80円前後を下抜けることはできずに、ダウ先物が100ドル超上昇したこともあり143.51円付近まで買い戻された。ただ、東京午前につけた143.59円を超えることはできず、143.20円台まで押し戻されている。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.1357ドルと15時時点(1.1350ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の買いが支えになるものの、上値も抑えられ1.13ドル半ばを中心に限られたレンジの中でもみ合いになった

 ユーロ円は強含み。17時時点では162.75円と15時時点(162.38円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れる動きになり、15時過ぎに162.08円まで弱含んだが、堅調な株式市場の動きが支えになり162.78円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.85円 - 143.59円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1368ドル
ユーロ円:162.08円 - 162.78円


(松井)
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