東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では142.45円と12時時点(142.38円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。緩やかながらも午前からのドル買い戻しが継続し、一時142.58円まで値を上げている。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物が3万6000円台を回復していることも支えか。

 ユーロドルは戻りが鈍い。15時時点では1.1386ドルと12時時点(1.1398ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。全般ドル高に傾いた影響から1.1374ドルまで下落した。
 なお、カナダドルは一転下落。カナダ総選挙での与党・自由党勝利によっていったん買われたものの、165議席と過半数の172議席には到達しなかったことで今後の政局不安から対ドルでは1.3872カナダドル、対円では102.66円までカナダドル安が進んだ。

 ユーロ円は15時時点では162.17円と12時時点(162.27円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.00円 - 142.58円
ユーロドル:1.1374ドル - 1.1422ドル
ユーロ円:162.03円 - 162.36円

(越後)
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