東京外国為替市場概況・17時 ドル円、小安い

 2日午後の東京外国為替市場でドル円は小安い。17時時点では145.12円と15時時点(145.25円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。16時過ぎに145.04円まで持ち高調整売りが進んだものの、145.00円を割り込んで積極的に下値を探る動きにはならなかった。
 なお、日経新聞が「米国は関税で『合意枠組み案』を提示したが、車や鉄は交渉外の意向。日本側は反発」などと報じたが、目立った反応は見られなかった。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1328ドルと15時時点(1.1307ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。東京午後からの買い戻しの流れが継続しており、一時1.1338ドルまで本日高値を更新。欧州圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が速報値からやや上方修正されたことも支えとなり、昨日高値の1.1341ドルに迫る水準までじわりと値を上げた。

 ユーロ円は17時時点では164.41円と15時時点(164.26円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて164.50円台まで切り上げるなど、神経質な動きながら下値の堅さが目立った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.04円 - 145.92円
ユーロドル:1.1274ドル - 1.1338ドル
ユーロ円:164.07円 - 164.63円

(岩間)
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