東京外国為替市場概況・15時 ドル円 底堅い

 7日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では143.05円と12時時点(143.12円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。143.33円までわずかにレンジ上限を広げた後は伸び悩むも、押し戻しは143円近辺にとどめ下値の堅い動き。米中協議への期待が引き続き下支えとなっている。

 ユーロドルも底堅い。15時時点では1.1365ドルと12時時点(1.1341ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。東京早朝に米中協議への期待を背景としたドル買いで1.1326ドルまで下押した後は、1.13ドル半ばに持ち直して小幅な振幅にとどまっている。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表待ちムードが広がっている。

 ユーロ円は15時時点では162.58円と12時時点(162.31円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。162.61円まで高値を更新し、高値圏の162円半ばで小じっかり。日経平均は後場に入っても、前日終値を挟んだ狭いレンジ内での動きに始終している。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.42円 - 143.33円
ユーロドル:1.1326ドル - 1.1375ドル
ユーロ円:161.94円 - 162.61円

(金)
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