東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、買い一服

 7日午後の東京外国為替市場でユーロドルは買いが一服。17時時点では1.1362ドルと15時時点(1.1365ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。14時過ぎから下値を切り上げる展開となり、16時前には一時1.1378ドルまで本日高値を更新。米中貿易交渉報道を受けて朝方に下げた分を全て取り戻した。もっとも、前日高値の1.1381ドルが目先のレジスタンスとして意識されると1.13ドル台半ばまで押し戻されるなど、一方的に上値を試す展開にはなっていない。

 ドル円は下げ渋り。17時時点では143.17円と15時時点(143.05円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。対ユーロなどでドル売りが進んだ影響から142.80円台まで押し戻されたが、その後は再び143.20円台まで切り返すなど、143.00円を挟んだ水準でのもみ合いが続いている。

 ユーロ円は17時時点では162.68円と15時時点(162.58円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しにつれた円売り・ユーロ買いが進み、一時162.80円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.42円 - 143.33円
ユーロドル:1.1326ドル - 1.1378ドル
ユーロ円:161.94円 - 162.80円


(岩間)
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