ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、堅調

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。4時時点では145.88円と2時時点(145.72円)と比べて16銭程度のドル高水準。米10年債利回りが4月24日以来となる4.38%まで上昇すると、ドル円も連れて一時145.95円まで上値を広げた。146円の大台を超えることができず買いは一服となり145.71円付近まで下押す場面もあったが、下値は底堅く堅調地合いを維持している。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.1224ドルと2時時点(1.1225ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準。2時半過ぎに先月11日以来となる1.1213ドルまで下値を広げた。その後の買い戻しも浅く上値が重いまま。

 ユーロ円は小高い。4時時点では163.74円と2時時点(163.58円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。欧州引け後はドル相場となっていることで163円後半での狭いレンジでの取引が続いているが、163.77円まで日通し高値を更新し小高い動き。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.45円 - 145.95円
ユーロドル:1.1213ドル - 1.1336ドル
ユーロ円:162.53円 - 163.77円


(松井)
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