ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では146.30円と22時時点(146.19円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。23時前に一時145.77円付近まで値を下げたものの、日本時間夕刻に付けた日通し安値145.61円が目先サポートとして働くと下げ渋った。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出た。市場では「一目均衡表転換線が位置する145.51円がサポートとして意識されている」との声も聞かれた。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.1212ドルと22時時点(1.1225ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると一時1.1203ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円はやや弱含み。24時時点では164.04円と22時時点(164.10円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。23時過ぎに一時163.74円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.61円 - 147.67円
ユーロドル:1.1180ドル - 1.1266ドル
ユーロ円:163.74円 - 165.16円

(中村)
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