東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り継続

 20日午後の東京外国為替市場でドル円は売り継続。17時時点では144.12円と15時時点(144.38円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。低調な20年債入札を受けて下落した東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢が売りで参入。時間外の米10年債利回りが低下したことも売りを促し、一時144.10円まで下値を広げている。

 ユーロドルは堅調。17時時点では1.1276ドルと15時時点(1.1254ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落や米長期金利の低下を支えにユーロ買い・ドル売りが強まり、一時1.1278ドルと日通し高値を付けた。目先は昨日高値の1.1288ドルがレジスタンスとして意識される。

 ユーロ円は17時時点では162.51円と15時時点(162.49円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため162円台半ばを中心に方向感を欠いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.10円 - 145.51円
ユーロドル:1.1218ドル - 1.1278ドル
ユーロ円:162.42円 - 163.28円


(越後)
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