ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、もみ合い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では144.97円と2時時点(144.97円)とほぼ同水準だった。米長期債は買い戻しが優勢となり、米10年債利回りは低下に転じた。しかしながらドル円の動意には繋がらず、145円付近での上下が続いた。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.1235ドルと2時時点(1.1236ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。売り戻しの流れが続き、2時半前に1.1224ドルまで下押した。その後、トランプ米大統領の発言「ロシアとウクライナは停戦に向け交渉を始める」が伝わると下げ渋るも、1.1230ドル台で戻り幅は限定された。
 なおユーロは対オセアニア通貨で弱く、ユーロ豪ドルが1.7390豪ドル、ユーロNZドルも1.8954NZドルまで日通し安値を更新している。

 ユーロ円は4時時点では162.87円と2時時点(162.89円)と比べて2銭程度のユーロ安水準。162円後半で上下が続き、一時162.83円まで下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.67円 - 145.55円
ユーロドル:1.1157ドル - 1.1288ドル
ユーロ円:162.15円 - 163.38円


(小針)
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