欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、戻り鈍い

 21日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。20時時点では143.66円と17時時点(143.90円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.54%台まで上昇し、ダウ先物が440ドル超安まで下げ幅を拡大すると、米トリプル安を意識したドル売りが再開。一時143.47円付近と本日安値の143.46円に接近する場面があった。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.1338ドルと17時時点(1.1323ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。ドル売りが再開した流れに沿って一時1.1362ドルまで日通し高値を伸ばした。

 ユーロ円は20時時点では162.89円と17時時点(162.95円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルの動きの影響を同時に受けたため方向感が出ていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.46円 - 144.61円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1362ドル
ユーロ円:162.67円 - 163.31円


(越後)
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