東京外国為替市場概況・15時 ドル円、もみ合い

 22日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。15時時点では143.34円と12時時点(143.18円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。12時前に143.15円の安値を見た後は143円台前半でのもみ合いが継続。日経平均が小幅ながら下げ幅を縮小する中で143.40円台まで持ち直す場面も見られた。
 なお三村財務官が「日米間で為替水準の議論はしていない」などと発言したが反応は限定的となるなど、依然として円安是正への警戒感が根強いもよう。

 ユーロドルは様子見。15時時点では1.1334ドルと12時時点(1.1338ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。手掛かり材料に乏しい中、1.1330ドルを挟んで方向感に乏しい展開となった。

 ユーロ円は下げ渋り。15時時点では162.47円と12時時点(162.35円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。14時過ぎに162.30円まで下押すも一時的となり、日経平均の下げ幅縮小もあり162.50円台まで値を戻す場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.15円 - 144.40円
ユーロドル:1.1311ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:162.30円 - 163.41円

(川畑)
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