東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 22日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では143.47円とニューヨーク市場の終値(143.68円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。日米財務相会談後のドル円の買い戻しは144.40円で一服となり、その後は上値が重く推移した。9時過ぎから始まった時間外の米債が再び売られて始まり、日経平均株価も一時37000円を割り込むと143.29円まで弱含み昨日安値に並んだ。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.1327ドルとニューヨーク市場の終値(1.1331ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル売りが支えになり一時1.1343ドルまで小幅に上昇したが、円相場が中心になっていることで値動きは限られている。

 ユーロ円は軟調。10時時点では162.51円とニューヨーク市場の終値(162.79円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動きに連れて162.38円まで下落。また、他のクロス円も総じて軟調で、豪ドル円は92.20円、NZドル円は84.98円まで売られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.29円 - 144.40円
ユーロドル:1.1311ドル - 1.1343ドル
ユーロ円:162.38円 - 163.41円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。