欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、もみ合い

 21日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。22時時点では143.68円と20時時点(143.66円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。NY勢の本格参入を前に次第に動きは鈍くなっており、143円台半ばから後半で推移している。米10年債利回りは4.53%前後、ダウ先物は300ドル超安の水準で落ち着いている。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.1334ドルと20時時点(1.1338ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ドル売りの流れは一巡し、徐々に1.13ドル台前半で様子見ムードが広がっている。なお、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は「物価上昇率2%の目標はそう遠くない将来に達成できるだろう」との見解を示した。

 ユーロ円は22時時点では162.86円と20時時点(162.89円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.46円 - 144.61円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1362ドル
ユーロ円:162.67円 - 163.31円

(越後)
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