今日の株式見通し=軟調か 米長期金利が低下して円高が進行
東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落してナスダックが上昇し、S&P500はほぼ横ばいとなった。ダウ平均は91ドル安の42427ドルで取引を終えた。プラスで推移する場面もあったが経済指標に弱い内容のものが多く、終盤に崩れて安値引け。大型グロース株にはしっかりとした動きが見られたことから、ナスダックは概ね堅調に推移した。弱い指標を受けて米10年債利回りが大きく低下しており、ドル円は足元142円70銭近辺とドル安(円高)が進んでいる。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて200円安の37580円、ドル建てが190円安の37590円で取引を終えた。
米3指数はいずれも小動きで、ドル円が円高に振れたことが日本株にはネガティブに作用すると予想する。ただ、米長期金利の低下やナスダックの上昇はハイテク株には支援材料となることから、下値は限定的と考える。やや弱めに始まった後はあすの米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まり、方向感に欠ける動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは37450-37800円。
米3指数はいずれも小動きで、ドル円が円高に振れたことが日本株にはネガティブに作用すると予想する。ただ、米長期金利の低下やナスダックの上昇はハイテク株には支援材料となることから、下値は限定的と考える。やや弱めに始まった後はあすの米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まり、方向感に欠ける動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは37450-37800円。