今日の株式見通し=堅調か 米国株は下落もエヌビディアは時間外で上昇

 東京市場は堅調か。米国株は下落。ダウ平均は244ドル安の42098ドルで取引を終えた。小高く始まるもエヌビディアの決算発表を前に様子見ムードが強く、早々にマイナス転換。5月のFOMC議事要旨を受けて早期の利下げ期待が後退したことも売りを誘い、安値圏で終了した。ドル円は足元144円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて170円高の37870円、ドル建てが185円高の37885円で取引を終えた。

 引け後に発表されたエヌビディアの決算は市場予想を上回り、時間外の株価は大きく上昇している。本日の米国株にもプラスの影響が見込まれるだけに、日本株はこちらの動きを好感した買いが入るだろう。ドル円が円安に傾斜している点も安心材料。半導体株や電線株など生成AI需要の恩恵を受ける銘柄が上昇をけん引し、場中はしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37600-38200円。
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。