欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、下げ渋り

 5日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.1424ドルと17時時点(1.1412ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。この後に控えている欧州中銀(ECB)理事会の金融政策発表を前に積極的な売買が手控えられる中、心理的節目の1.14ドルでの底堅さを確認すると1.1433ドル付近まで持ち直して本日高値に迫った。

 ドル円は上昇が一服。20時時点では143.13円と17時時点(143.34円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。東京時間午後から続いたドル買いも、143.40円の高値を見た後は上昇が一服。ユーロドルでのドル売りも重しとなり、143.00円台まで下押す場面も見られた。

 ユーロ円は主体性を欠く動き。20時時点では163.51円と17時時点(163.59円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げとユーロドルの上げに挟まれ、163円台半ばでのもみ合いが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.53円 - 143.40円
ユーロドル:1.1405ドル - 1.1435ドル
ユーロ円:162.90円 - 163.67円


(川畑)
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