東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み

 9日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では144.13円と15時時点(144.41円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。東京市場からの売りの流れが継続。ロンドンで行われる米中貿易協議への警戒感も重しとなり、一時144.10円まで下落。先週末の5月米雇用統計を受けた上昇した分を全て吐き出す動きとなっている。

 ユーロ円も弱含み。17時時点では164.64円と15時時点(164.95円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。引き続きドル円に引きずられる形で売りが強まり、一時164.60円まで下値を広げた。また、ポンド円は195.48円、豪ドル円は93.91円まで下落している。

 ユーロドルは17時時点では1.1423ドルと15時時点(1.1422ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に伴って1.1430ドルまで上げたが、ユーロ円が下落した影響も受けたため上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.10円 - 144.95円
ユーロドル:1.1392ドル - 1.1430ドル
ユーロ円:164.60円 - 165.23円


(越後)
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