東京外国為替市場概況・8時 ドル円、強含み

 11日の東京外国為替市場でドル円は強含み。8時時点では144.96円とニューヨーク市場の終値(144.87円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。中国商務次官が「両国はジュネーブ会談のコンセンサスについて合意」などの見解を示したことを受け、米中貿易協議の進展期待を手掛かりにした買いが入った。8時過ぎに一時145.08円まで値を上げた。

 ユーロ円も強含み。8時時点では165.67円とニューヨーク市場の終値(165.51円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に買いが入り、一時165.80円まで上昇。昨日の高値165.64円を上抜けて年初来の高値を更新した。ここからは昨年10月31日高値の166.69円が目標として意識されそうだ。

 ユーロドルは8時時点では1.1429ドルとニューヨーク市場の終値(1.1425ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.84円 - 145.08円
ユーロドル:1.1423ドル - 1.1431ドル
ユーロ円:165.48円 - 165.80円

(岩間)
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