今日の株式見通し=堅調か 地政学リスクへの警戒が和らぎ米国株は上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は317ドル高の42515ドルで取引を終えた。中東の地政学リスクに対する過度な警戒が後退し、前営業日の大幅安に対する買い戻しが入った。半導体株が強く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅上昇。好地合いの中、投資家の不安心理を示すVIX指数は大きく低下した。ドル円は足元144円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが150円高の38510円、ドル建てが280円高の38640円で取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。きのうの東京市場ではアドバンテスト<6857.T>が大幅高となって全体の上昇をけん引したが、米国市場でも半導体株が強かったことで、ハイテク関連の買い安心感が強まると思われる。本日は日銀金融政策決定会合の発表日で、引け後の植田総裁会見を見定めたい状況ではあるため、買い一巡後は様子見姿勢が強まるとみる。金融政策は現状維持が濃厚だが、結果発表後の為替動向には注意を払う必要がある。それでも、VIX指数の低下でリスクを取りやすい地合いが醸成される中、場中はしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38400-38700円。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。きのうの東京市場ではアドバンテスト<6857.T>が大幅高となって全体の上昇をけん引したが、米国市場でも半導体株が強かったことで、ハイテク関連の買い安心感が強まると思われる。本日は日銀金融政策決定会合の発表日で、引け後の植田総裁会見を見定めたい状況ではあるため、買い一巡後は様子見姿勢が強まるとみる。金融政策は現状維持が濃厚だが、結果発表後の為替動向には注意を払う必要がある。それでも、VIX指数の低下でリスクを取りやすい地合いが醸成される中、場中はしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38400-38700円。