今日の株式見通し=軟調か 米3指数はそろって下落
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は108ドル安の42319ドルで取引を終えた。買われる場面もあったが上値が重く、終盤はマイナス圏で推移した。新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことで、本日発表される米5月雇用統計の下振れが警戒された。また、イーロン・マスク氏とトランプ大統領がSNSでお互いを非難しており、これを受けてテスラ株が14%を超える下落となったことも相場を冷やした。ドル円は足元143円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円安の37485円、ドル建てが25円安の37495円で取引を終えた。
米雇用統計の発表前で、基本的には様子見姿勢の強い地合いになるとみる。ただ、米国株の引け味が悪かったことや、雇用統計の発表直前に雇用の悪化を示す指標が出てきたことなどから、買いの方がより手控えられると考える。テスラ株の急落も印象が悪い。雇用統計が米国株の買い材料となる可能性もあるだけに大崩れは想定しないものの、場中はやや弱めで方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37300-37650円。
米雇用統計の発表前で、基本的には様子見姿勢の強い地合いになるとみる。ただ、米国株の引け味が悪かったことや、雇用統計の発表直前に雇用の悪化を示す指標が出てきたことなどから、買いの方がより手控えられると考える。テスラ株の急落も印象が悪い。雇用統計が米国株の買い材料となる可能性もあるだけに大崩れは想定しないものの、場中はやや弱めで方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37300-37650円。