東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 14日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では137.43円とニューヨーク市場の終値(137.39円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。本邦勢の本格参入を前に137円台前半から半ばで方向感を欠いている。昨日のCPIについてはピークを迎えたという声がある一方で、今月のFOMC会合では1.00%の利上げを織り込み始めるなど、米金利を巡りドルは引き続き神経質な展開が想定される。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0053ドルとニューヨーク市場の終値(1.0059ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。昨日は一瞬ながらも1ユーロ=1ドルのパリティ(等価)を割り込んだことで達成感が見られており、ショートカバーの動きには要警戒との声が聞かれる。

 ユーロ円は8時時点では138.17円とニューヨーク市場の終値(138.19円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。東京株式相場の取引開始待ち。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比45円高の26485円で引けている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.28円 - 137.45円
ユーロドル:1.0050ドル - 1.0065ドル
ユーロ円:138.12円 - 138.26円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。