今日の株式見通し-堅調か 米国株は大幅安スタートから持ち直す
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇。ダウ平均は142ドル安の30630ドルで取引を終えた。6月生産者物価指数が市場予想を上回ったことや、JPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーの決算が失望となったことなどから、ダウ平均は序盤で600ドル超下げる場面もあった。しかし、FRBのウォラー理事が講演で、7月FOMCでは0.75%の利上げを支持すると表明。1%利上げの可能性が低下したとの見方から買い戻しが入り、急速に下げ幅を縮めた。ナスダックはプラス圏を回復して終えた。
為替市場ではドル高・円安が一段と進行し、ドル円は足元139円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と変わらずの26700円、ドル建てが40円高の26740円で取引を終えた。
米国株は不安定ではあるが、前日に続いて場中の動きが良かった。昨晩の反応を見る限りでは、7月FOMCでの利上げ幅が1%とならなければこれ以上株を売る理由もないといった感じであり、日本株に関しても売り急ぎは抑制されるだろう。ナスダックがしっかりプラスで終えたことは、グロース株買いを刺激する。また、きのうの引け後にはファーストリテイリングが上方修正を発表している。リスクオフの様相が強まるような地合いでなければ、円安進行も買い材料となる。東京市場は3連休前で手掛けづらさはあるものの、米国株安に対する過度な警戒が後退することで、見直し買いが優勢になると予想する。日経平均の予想レンジは26550円-26850円
為替市場ではドル高・円安が一段と進行し、ドル円は足元139円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と変わらずの26700円、ドル建てが40円高の26740円で取引を終えた。
米国株は不安定ではあるが、前日に続いて場中の動きが良かった。昨晩の反応を見る限りでは、7月FOMCでの利上げ幅が1%とならなければこれ以上株を売る理由もないといった感じであり、日本株に関しても売り急ぎは抑制されるだろう。ナスダックがしっかりプラスで終えたことは、グロース株買いを刺激する。また、きのうの引け後にはファーストリテイリングが上方修正を発表している。リスクオフの様相が強まるような地合いでなければ、円安進行も買い材料となる。東京市場は3連休前で手掛けづらさはあるものの、米国株安に対する過度な警戒が後退することで、見直し買いが優勢になると予想する。日経平均の予想レンジは26550円-26850円