今日の株式見通し-堅調か 米国では1%利上げに対する見方が後退

 東京市場は堅調か。休場の間の米国株は15日が上昇、18日が下落。ダウ平均は15日が658ドル高、18日が215円安となって18日は31072ドルで取引を終えた。15日の上昇の度合いが大きく、日本株にはポジティブな影響が見込まれる。ドル円は足元138円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と160円高の26920円、ドル建てが185円高の26945円で取引を終えた。

 要人発言から7月FOMCで1%の利上げまではないとの見方が強まったことが、15日の米国株の大幅高につながった。一方、18日はアップルが採用や投資を縮小するとの観測が伝わったことが売り材料となった。日本株は15日の米国株の大幅高を好感する流れになるとみるが、ここから米国企業の決算発表が本格化することもあり、上値追いには慎重となるだろう。本日、米国ではネットフリックスなどの決算発表が予定されている。国内も3月決算企業の業績発表をこの先に控えており、強めに始まった後は様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは26700円-27100円
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