ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では136.58円と22時時点(136.51円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが2.70%台まで低下幅を拡大したタイミングで一時136.29円と東京午前に付けた136.28円に接近した。ただ、その後に米金利が急速に低下幅を縮小するにつれて136.67円近辺まで切り返した。
 なお、6月米新築住宅販売件数や7月米消費者信頼感指数などこの日発表された米経済指標は弱い内容が目立ったものの、反応は限定的だった。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0134ドルと22時時点(1.0148ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。対オセアニア通貨などでドルが下げ渋った影響から下値は限られたが、ユーロクロスが全般弱かったため戻りも鈍かった。

 ユーロ円は24時時点では138.41円と22時時点(138.53円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ユーロスイスフランなどその他ユーロクロスの下げにつれる形で138.14円と本日安値を付けたが、ドル円に買い戻しが入ったため下値も限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.28円 - 136.84円
ユーロドル:1.0116ドル - 1.0250ドル
ユーロ円:138.14円 - 139.84円

(越後)
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