NY為替見通し=7月米ISM製造業景気指数に要注目か
本日のNY為替市場のドル円は、7月の米ISM製造業景気指数に注目する展開となる。
7月のISM製造業景気指数は52.0と予想されており、6月の53.0、5月の56.1からの低下傾向が見込まれている。また、今週末の雇用統計を占う上で「雇用」指数、そして物価情勢を見極める上で「価格」指数にも要注目となる。
リスクシナリオは、米系短期筋主導で円の売り持ちポジションの手仕舞いが続いていることで、雇用と価格指数のネガティブサプライズであり、円買いが加速することになる。
ドル円のテクニカル分析では、5月24日の126.36円から7月14日の139.39円まで上昇した後、半値押しの132.88円を下回り、61.8%押し131.34円に向けた調整局面を形成しつつある。一目均衡表でも、重要な支持帯である雲の上限132.82円を下抜けて雲の中に入っており、下限131.29円を窺う展開となっている。すなわち、フィボナッチ・リトレースメントの61.8%押しの131.34円、雲の下限の131.29円が重要な下値目処となっており、5日に発表される米7月雇用統計に向けて注目水準となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値の目処(めど)は、7月29日の高値の134.68円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値の目処(めど)は、雲の下限131.29円。
(山下)
7月のISM製造業景気指数は52.0と予想されており、6月の53.0、5月の56.1からの低下傾向が見込まれている。また、今週末の雇用統計を占う上で「雇用」指数、そして物価情勢を見極める上で「価格」指数にも要注目となる。
リスクシナリオは、米系短期筋主導で円の売り持ちポジションの手仕舞いが続いていることで、雇用と価格指数のネガティブサプライズであり、円買いが加速することになる。
ドル円のテクニカル分析では、5月24日の126.36円から7月14日の139.39円まで上昇した後、半値押しの132.88円を下回り、61.8%押し131.34円に向けた調整局面を形成しつつある。一目均衡表でも、重要な支持帯である雲の上限132.82円を下抜けて雲の中に入っており、下限131.29円を窺う展開となっている。すなわち、フィボナッチ・リトレースメントの61.8%押しの131.34円、雲の下限の131.29円が重要な下値目処となっており、5日に発表される米7月雇用統計に向けて注目水準となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値の目処(めど)は、7月29日の高値の134.68円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値の目処(めど)は、雲の下限131.29円。
(山下)