NY為替見通し=ドル円、米7月PMIに注目
昨日に売りに押されたドル円は一時137.96円まで買い戻しが入ったものの節目の138.00円を前に伸び悩み、ユーロ円の下げや米長期金利の低下も重しに137円前半に押し戻された。
本日発表の仏・独などユーロ圏諸国とユーロ圏の7月製造業・サービス部門PMIがさえない結果となり、ユーロが下落した。NYタイムでは米7月PMIの結果に注目。昨日も7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や6月米景気先行指標総合指数の弱い結果を受けてドル円が下落し、足もとで景気減速への警戒感は根強い。
ただ、来週にFOMCを控え一方向に大きく傾きにくいか。来週のFOMCでの1.00%利上げ思惑は後退し、6月同様に0.75%の利上げが見込まれるが、異例の引き締めペースであることには変わりはない。一方で日銀は今週の会合でも「緩和策の継続」を強調しており、金融政策の違いを意識した円安の流れは変わらず、ドル円の押し目では依然として買い意欲が強い。
・想定レンジ上限
ドル円は本日これまでの高値137.96円や昨日下げの61.8%戻し水準の138.28円近辺が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は本日これまでの安値137.03円や13日安値136.70円が下値めど。
(金)
本日発表の仏・独などユーロ圏諸国とユーロ圏の7月製造業・サービス部門PMIがさえない結果となり、ユーロが下落した。NYタイムでは米7月PMIの結果に注目。昨日も7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や6月米景気先行指標総合指数の弱い結果を受けてドル円が下落し、足もとで景気減速への警戒感は根強い。
ただ、来週にFOMCを控え一方向に大きく傾きにくいか。来週のFOMCでの1.00%利上げ思惑は後退し、6月同様に0.75%の利上げが見込まれるが、異例の引き締めペースであることには変わりはない。一方で日銀は今週の会合でも「緩和策の継続」を強調しており、金融政策の違いを意識した円安の流れは変わらず、ドル円の押し目では依然として買い意欲が強い。
・想定レンジ上限
ドル円は本日これまでの高値137.96円や昨日下げの61.8%戻し水準の138.28円近辺が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は本日これまでの安値137.03円や13日安値136.70円が下値めど。
(金)