東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、底堅い

 8日の東京外国為替市場でユーロ円は底堅い。12時時点では137.67円とニューヨーク市場の終値(137.51円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。上下に振れながらも日経平均株価はプラス圏で前場を終えるなど、株高を支えに一時137.88円まで値を上げている。また、豪ドル円は93.86円、NZドル円は84.72円まで上昇するなど、オセアニア通貨のクロス円の上昇も目立った。

 ドル円は下値が堅い。12時時点では135.24円とニューヨーク市場の終値(135.01円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。東京仲値前後から上値が重くなり、一時は135.06円付近まで下押しする場面があった。ただ、135円を割り込むこともなく、一巡後は押し目買いから135.42円付近まで再び強含んだ。

 ユーロドルは12時時点では1.0180ドルとニューヨーク市場の終値(1.0183ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利上昇を受けて1.0159ドルまで下げたが、その後はユーロ円の上昇やオセアニア通貨高につれて1.0180ドル台まで切り返した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.86円 - 135.58円
ユーロドル:1.0159ドル - 1.0192ドル
ユーロ円:137.33円 - 137.88円


(越後)
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