株式明日の戦略-レーザーテックさまさまの上昇、あすは反動を警戒
8日の日経平均は4日続伸。終値は73円高の28249円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり894/値下がり867。決算が好感されてきょうの主役となったレーザーテックが、大商いとなって9.5%高。本日1Q決算を発表予定の東京エレクトロンにも期待買いが入った。バンナムHD、関西ペイント、フジクラなどが決算を材料に大幅高。好決算や株主還元強化を手掛かりに、三井松島や冶金工がストップ高まで買い進まれた。全般的に値幅が出そうな銘柄に資金が殺到しており、直近IPOのクラシコムが商いを集めて上昇。HOUSEIがストップ高となった。
一方、海運株が弱く、川崎汽船が4%を超える下落。米国の長期金利は急上昇したが、1Qが大幅な最終減益となった東京海上やMS&ADは厳しい下げとなった。三菱地所、シャープ、ジャムコなどが決算を材料に大幅安。1Q減益のクオールHDが14.6%安と急落した。今期は営業赤字見通しかつ、無配転落の見込みとなった日本製紙が年初来安値を更新した。
日経平均は4日続伸。仮に決算を受けたレーザーテックの反応が下であった場合には、東京エレクトロンやソフトバンクGには期待買いではなく警戒売りが入ったと思われる。他のグロース株の多くも、米国の長期金利上昇に対して、もっと神経質な反応を示していただろう。TOPIXは横ばい程度で新興指数は下落しており、レーザーテックさまさまといった1日。ただ、引け後に決算を発表した東京エレクトロンとソフトバンクGはどちらも見栄えが悪い。ソフトバンクGの方はもともと期待値が低いかもしれないが、東京エレクトロンの2桁営業減益は、上期計画に対する進ちょくも悪く、ネガティブサプライズと言える。今晩の米国株の反応にもよるが、あすは反動安を警戒しなければならないだろう。日経平均は中期の基調が上向きになるつつあるだけに、下げても5日線(27938円、8日時点)より上をキープできるかに注目しておきたい。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり894/値下がり867。決算が好感されてきょうの主役となったレーザーテックが、大商いとなって9.5%高。本日1Q決算を発表予定の東京エレクトロンにも期待買いが入った。バンナムHD、関西ペイント、フジクラなどが決算を材料に大幅高。好決算や株主還元強化を手掛かりに、三井松島や冶金工がストップ高まで買い進まれた。全般的に値幅が出そうな銘柄に資金が殺到しており、直近IPOのクラシコムが商いを集めて上昇。HOUSEIがストップ高となった。
一方、海運株が弱く、川崎汽船が4%を超える下落。米国の長期金利は急上昇したが、1Qが大幅な最終減益となった東京海上やMS&ADは厳しい下げとなった。三菱地所、シャープ、ジャムコなどが決算を材料に大幅安。1Q減益のクオールHDが14.6%安と急落した。今期は営業赤字見通しかつ、無配転落の見込みとなった日本製紙が年初来安値を更新した。
日経平均は4日続伸。仮に決算を受けたレーザーテックの反応が下であった場合には、東京エレクトロンやソフトバンクGには期待買いではなく警戒売りが入ったと思われる。他のグロース株の多くも、米国の長期金利上昇に対して、もっと神経質な反応を示していただろう。TOPIXは横ばい程度で新興指数は下落しており、レーザーテックさまさまといった1日。ただ、引け後に決算を発表した東京エレクトロンとソフトバンクGはどちらも見栄えが悪い。ソフトバンクGの方はもともと期待値が低いかもしれないが、東京エレクトロンの2桁営業減益は、上期計画に対する進ちょくも悪く、ネガティブサプライズと言える。今晩の米国株の反応にもよるが、あすは反動安を警戒しなければならないだろう。日経平均は中期の基調が上向きになるつつあるだけに、下げても5日線(27938円、8日時点)より上をキープできるかに注目しておきたい。