欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、もみ合い

 12日の欧州外国為替市場でユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0141ドルと20時時点(1.0137ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下などを支えに1.0160ドル付近まで持ち直す場面があった。ただ、欧州連合(EU)のエネルギー計画草案で電力需要の義務的削減が盛り込まれることが伝わると、欧州景気先行き懸念から戻りは限られた。

 ドル円は下げ渋り。22時時点では142.52円と20時時点(142.60円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下に伴って142.24円近辺まで下押したが、金利低下が一服すると142.60円台まで反発している。

 ユーロ円は22時時点では144.54円と20時時点(144.55円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。144円台半ばで静かな動き。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.05円 - 143.50円
ユーロドル:1.0045ドル - 1.0198ドル
ユーロ円:143.39円 - 145.64円

(越後)
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