米国債市場概況・13日 10年物国債利回り、3.41%に上昇

 13日の米国債券相場で長期ゾーンは続落。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.05%高い(価格は安い)3.41%で終えた。8月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)の一段の利上げと金融引き締めの長期化観測が高まり、債券売りを促した。利回りは一時3.4564%前後と6月16日以来約3カ月ぶりの高水準を付けた。米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時3.7895%前後と2007年11月以来の高水準を更新した。

(中村)
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