今日の株式見通し-軟調か FOMC結果を受けて米国株は大幅安

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は522ドル安の30183ドルで取引を終えた。9月FOMCでは大方の予想通り、利上げ幅は0.75%となった。指数は結果公表後に荒い動きとなり、議長会見中には大幅高となる場面もあったが、終盤にかけて急落して大幅安となった。ドル円も値動きが荒くなったが、足元では144円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて110円安の27010円、ドル建てが95円安の27025円で取引を終えた。

 米国株の引け味が悪く、日本株も売りに押されると予想する。今週はFOMCを通過して米国株の動きが良くなるかが市場の大きな注目点であっただけに、そうならなかったことはネガティブ。きょうは日銀会合の結果が発表されるが、地合いの悪い中では余程マーケットに良い話が出てこないと、現状維持でも売り材料とされる可能性がある。ただ、会見途中に米国株が買われる場面もあったことから、投げ売りのような動きにはならないとみる。大きく崩れるようなら下では押し目買いが入るだろう。日経平均の予想レンジは26950円-27400円
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