今日の株式見通し=軟調か 長期金利が上昇し米国株は下落
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は173ドル安の30961ドルで取引を終えた。中盤までは前日終値を挟んで一進一退が続いたが、長期金利の上昇を受けてハイテク株が弱く、終盤にかけて売りに押された。ドル円は足元143円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて200円安の27480円、ドル建てが185円安の27495円で取引を終えた。
ダウ平均は13日に1276ドル下げた後、翌日の反発が30ドルにとどまり、15日は3桁の下落となった。翌週のFOMCに向けて米国株の先安観が意識される中、日本株も水準を切り下げることになるだろう。米国ではハイテク株だけでなく、原油価格の大幅安を受けてエネルギー株も弱く、グロース・バリューともに手掛けづらい。東京市場は三連休前ということもあり、売買自体が手控えられそう。ただ、日経平均は節目の27500円の近くに75日線(27515円、15日時点)があり、これらは下値のメドとして意識されるとみる。大きく下げるようなら権利取りの実需買いも期待できるタイミング。序盤で下を試した後は、下げ渋る展開を予想する。日経平均の予想レンジは27500円-27750円
(小針)
ダウ平均は13日に1276ドル下げた後、翌日の反発が30ドルにとどまり、15日は3桁の下落となった。翌週のFOMCに向けて米国株の先安観が意識される中、日本株も水準を切り下げることになるだろう。米国ではハイテク株だけでなく、原油価格の大幅安を受けてエネルギー株も弱く、グロース・バリューともに手掛けづらい。東京市場は三連休前ということもあり、売買自体が手控えられそう。ただ、日経平均は節目の27500円の近くに75日線(27515円、15日時点)があり、これらは下値のメドとして意識されるとみる。大きく下げるようなら権利取りの実需買いも期待できるタイミング。序盤で下を試した後は、下げ渋る展開を予想する。日経平均の予想レンジは27500円-27750円
(小針)