今日の株式見通し=堅調か 米国株はCPI発表を前にしても上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は229ドル高の32381ドルで取引を終えた。ドル高一服が安心材料となったほか、「iPhone14」の評価が高まったアップルが大幅高となったことで、株高の流れが継続。本日発表される米8月消費者物価指数(CPI)を前に場中の動意は限られたが、3指数ともプラス圏で終日落ち着いた動きとなった。ドル円は足元142円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円高の28330円、ドル建てが115円高の28375円で取引を終えた。
米CPIの発表を前に様子見姿勢の強い地合いが想定される。ただ、足元で動きの良くなってきた米国株がCPIの発表直前でも崩れなかったことから、売りは仕掛けづらい。原油価格は頭打ちとなっており、CPIに関してはインフレピークアウト期待を高めて米国株高を促す可能性もある。そもそも今回の結果がどうであっても、9月のFOMCでは0.75%の利上げが濃厚という状況。日本株は注目指標の発表を控えて積極的に上値を追うような流れにはなりづらいとみるものの、下げるような場面があればそこでは買いが入るであろう。日経平均はプラス圏を意識しながらしっかりとした動きが続くと予想する。予想レンジは28450円-28700円
米CPIの発表を前に様子見姿勢の強い地合いが想定される。ただ、足元で動きの良くなってきた米国株がCPIの発表直前でも崩れなかったことから、売りは仕掛けづらい。原油価格は頭打ちとなっており、CPIに関してはインフレピークアウト期待を高めて米国株高を促す可能性もある。そもそも今回の結果がどうであっても、9月のFOMCでは0.75%の利上げが濃厚という状況。日本株は注目指標の発表を控えて積極的に上値を追うような流れにはなりづらいとみるものの、下げるような場面があればそこでは買いが入るであろう。日経平均はプラス圏を意識しながらしっかりとした動きが続くと予想する。予想レンジは28450円-28700円