26日の主な要人発言(時間は日本時間)

26日11:13 鈴木財務相
「(為替の)急激で一方的な動きはいいことではない」
「深く憂慮しながら市場動向をみていく」
「(為替対応で)必要に応じて対応をとる考えに変更はない」

26日14:41 黒田日銀総裁
「緩和的な金融環境を引き続きしっかりと維持」
「今後の賃金交渉、これまでの物価上昇反映されると見込む」
「消費者物価は年末にかけてさらに伸び率を高める」
「消費者物価は年明け以降に2%を下回る水準まで低下すると予想」
26日15:56
「為替の急激な変動は経済にマイナスで望ましくない」
「引き続き金融為替市場の動向を十分に注視」
「経済・物価の下振れには躊躇なく金融緩和措置を講じる」
「政府の為替介入は適切」
「最近の円安は急速かつ一方的」

26日15:36 雨宮日銀副総裁
「日本経済の不確実性は極めて高い」
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注視」

26日16:17 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「ユーロ圏の成長率は、第3四半期から第4四半期にかけて減速する見通し」
「追加利上げの幅や回数は、データ次第」
「インフレがより多くの製品に広がっている」

26日17:25 シムカス・リトアニア中銀総裁
「10月会合での利上げ幅は0.50%が最低ライン」

26日17:33 OECD(経済協力開発機構)
「2023年の世界経済成長率を+2.8%から+2.2%へ下方修正」
「2023年の米経済成長率を+1.2%から+0.5%へ下方修正」
「2023年のユーロ圏成長率を+1.6%から+0.3%へ下方修正」

26日19:34 エドコンウェイ・スカイニュース経済学編集者
「英中銀(BOE)が市場の状況についてすぐにでも声明を出しても驚かない」

26日20:10 英首相報道官
「BOEの独立性を維持することが重要であり、金利についてはコメントしない」
「インフレをコントロールする最善の方法を検討するのは正しい」
「BOEとの次の対話がいつになるかは分からない」

26日22:04 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレは依然としてあまりにも高すぎる」
「前途多難だ」
「インフレ圧力の上昇はユーロ安も後押ししている」
「今後複数回の理事会での追加利上げを見込む」
「今後数四半期で経済活動が大幅に減速するだろう」
「インフレのリスクは主に上向き」
「インフレが目標に達しない場合、追加の措置を講じる必要がある」
「金利の正常化が完了したら、量的引き締め(QT)を検討する」

26日23:06 コリンズ米ボストン連銀総裁
「米経済は緩やかな減速という目標を達成することが可能」
「米経済は著しい減速を避けられると楽観している」
「インフレが低下している明確で説得力のある兆しが重要」
「インフレ率を下げるには、雇用の伸びが鈍化し、失業率が幾分高くなる必要がある」
「2022年の米成長は大幅に鈍化する見通し」
「来年も経済成長は鈍化するだろう」
「インフレはピークに達したか、もしくは近い可能性」

27日00:36 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「BOEは金融市場の動向を非常に注意深く監視している」
「次回MPCで、政府の発表による需要とインフレへの影響、およびポンドの下落について完全な評価を行い、それに応じて行動する予定」
「MPCはその権限に沿って、中期的にインフレ率を2%の目標に戻すために、必要に応じて金利を変更することを躊躇しない」

27日00:54 ナーゲル独連銀総裁
「インフレ期待が不安定になるリスクが高いため、断固とした利上げが必要」

27日01:14 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「問題は、英国での出来事が欧州経済をどのように弱体化させ、米国により多くの圧力を与えるかということだ」
「インフレが抑制されるまで、金融市場は不安定になる」
「英国での出来事は、景気後退の可能性の見通しに役立たない」

27日02:27 ローガン米ダラス連銀総裁
「インフレは高すぎる」
「FRBはインフレを目標の2%に下げることに重点を置いている」

27日02:54 デコス・スペイン中銀総裁
「ECBはインフレ期待を非常に警戒している」
「スペイン中銀は2023年の経済成長予測を引き下げる」

※時間は日本時間


(中村)
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