東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 3日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では144.76円とニューヨーク市場の終値(144.74円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。8時過ぎに先週末高値の144.81円を上抜けて144.88円まで買われる場面があったが、政府・日銀の円買い介入への警戒感が残る中で買いは続かなかった。

 ユーロドルは小動き。8時時点では0.9800ドルとニューヨーク市場の終値(0.9802ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。0.9800ドル付近で小動き。週末には一部欧州銀行の破綻の噂が出回ったが、今のところ相場への影響は限られている。
 なお、ポンドドルは上値が重い。「トラス英首相が最高税率引き下げの採決を延期」との報道で1.1175ドルまで買われたが、英財政悪化懸念への警戒感は根強く上値は限定的。

 ユーロ円は8時時点では141.87円とニューヨーク市場の終値(141.88円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.68円 - 144.88円
ユーロドル:0.9793ドル - 0.9809ドル
ユーロ円:141.80円 - 141.95円


(越後)
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