ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では144.51円と24時時点(144.46円)と比べ5銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが前営業日比0.2641%低い3.5655%前後まで大幅に低下したことを受けてドル売りが進んだ。ドル円は前週末安値144.21円を下抜けて一時144.16円まで値を下げた。しかし、米10年債利回りの低下が一巡し、3.64%台へ戻したことでドル円の下落も一服。144.60円付近へ戻した。

 ユーロドルは頭打ち。2時時点では0.9808ドルと24時時点(0.9813ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下が収まると、ユーロドルは0.9844ドルを高値に伸び悩み。0.98ドルを割り込む場面もあった。

 ユーロ円も伸び悩み。2時時点では141.74円と24時時点(141.77円)と比べ3銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上昇に連れた戻りは、ユーロドルの頭打ちとともに収束。一時141.60円台へ下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.16円 - 145.30円
ユーロドル:0.9753ドル - 0.9844ドル
ユーロ円:141.37円 - 142.46円

(関口)
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