ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下値堅い

 7日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下値が堅い。24時時点では0.9785ドルと22時時点(0.9750ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ高水準だった。9月米雇用統計が予想を上回ったことで一時0.9726ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。米長期金利の上昇が一服したことなどが相場を下支えした。

 ドル円は伸び悩み。24時時点では145.14円と22時時点(145.06円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。堅調な米雇用統計を受けて一時145.34円と日通し高値を付けたものの、9月22日に付けた年初来高値145.90円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。政府・日銀による円買い介入への警戒感もある。

 ユーロ円は持ち直した。24時時点では142.03円と22時時点(141.44円)と比べて59銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時141.20円と日通し安値を付けたものの、ドル円の上昇につれた買いが入ると142.10円付近まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.72円 - 145.34円
ユーロドル:0.9726ドル - 0.9817ドル
ユーロ円:141.20円 - 142.22円


(中村)
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