今日の株式見通し-軟調か 雇用統計を受けて米国では金融引き締め懸念が再燃
東京市場は軟調か。米国株は9月雇用統計を受けた7日に、ダウ平均が630ドル安と大幅下落。失業率が予想以上に低下する強い内容で、市場はFRBの金融引き締めを強く意識した。非農業部門雇用者数は26.3万人増と、前月分の31.5万人増から減少した。週明けの10日は序盤に買われる場面もあったが失速し、93ドル安の29202ドルで取引を終了。ナスダックが6月安値を下回り、取引時間中と終値の両方で年初来安値を更新している。ドル円は足元145円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて435円安の26665円、ドル建てが430円安の26670円で取引を終えた。
米国株の下げが続いたことから、日本株も警戒売りに押されると予想する。もともと今週はFOMC議事録公表や米CPIの発表があり、米国動向に神経質となりやすい週ではあったが、雇用統計が米国株の強い売り材料となったことはネガティブ。CME225先物からは大幅安スタートが想定される。ドル高も進行しており為替にも神経質となりやすい中、安く始まった後もリスク回避の売りが続くだろう。日経平均の予想レンジは26500円-26850円
米国株の下げが続いたことから、日本株も警戒売りに押されると予想する。もともと今週はFOMC議事録公表や米CPIの発表があり、米国動向に神経質となりやすい週ではあったが、雇用統計が米国株の強い売り材料となったことはネガティブ。CME225先物からは大幅安スタートが想定される。ドル高も進行しており為替にも神経質となりやすい中、安く始まった後もリスク回避の売りが続くだろう。日経平均の予想レンジは26500円-26850円