東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 28日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では146.41円と12時時点(146.20円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合の後に146.86円まで買われた反動で、一時145.99円まで反落。しかし、時間外の米10年債利回りが3.95%台までやや上昇したことに支えられ146.40円台まで買い戻された。
 この後15時30分から、黒田日銀総裁の記者会見が控えている。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では0.9972ドルと12時時点(0.9988ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利がやや上昇したことも材料に、本日のNYカットオプション0.9975ドル付近で上値が重い展開となった。

 ユーロ円は小幅安。15時時点では146.02円と12時時点(146.03円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。日本や中国の株価指数がマイナス圏、時間外の米株先物も軟調推移を眺めて、146円付近で伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.99円 - 146.86円
ユーロドル:0.9958ドル - 0.9998ドル
ユーロ円:145.62円 - 146.59円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。