ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、頭重い

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重い。24時時点では146.01円と22時時点(146.52円)と比べて51銭程度のドル安水準だった。21時30分前に一時146.93円と日通し高値を付けたものの、23時30分過ぎには145.67円付近まで下押しした。米10年債利回りが3.91%台まで低下したことが相場の重し。

 ユーロドルは下げ止まり。24時時点では0.9998ドルと22時時点(1.0008ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果やラガルドECB総裁の会見内容が伝わると一時0.9973ドルと本日安値を付けたものの、米長期金利が低下すると徐々に買い戻しが優勢に。23時30分過ぎには1.0044ドル付近まで持ち直した。

 ユーロ円は下げ渋り。24時時点では145.97円と22時時点(146.64円)と比べて67銭程度のユーロ安水準。22時30分前に一時145.86円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は146円台半ばまで下げ幅を縮めた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.11円 - 146.93円
ユーロドル:0.9973ドル - 1.0094ドル
ユーロ円:145.86円 - 147.70円


(中村)
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