東京外国為替市場概況・12時 ドル円、146円台で荒い値動き

 28日の東京外国為替市場でドル円は146円台で荒い値動き。12時時点では146.20円とニューヨーク市場の終値(146.29円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。日銀が超金融緩和の継続決定を発表すると、146円半ばから146.86円まで上昇。ただ昨日高値には届かず、その後は売り戻しが一気に強まり146.04円まで売り込まれた。一巡後も146円前半から半ばで上下が続いている。
 この後は15時30分から予定される黒田日銀総裁の定例記者会見が注目される。

 ユーロ円も荒い値動き。12時時点では146.03円とニューヨーク市場の終値(145.76円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。日銀の緩和継続を受けて円売りが進むも146円前半から146.59円まで。その後は145.88円付近まで売り押されるなどドル円同様に上下する展開となった。

 ユーロドルはじり高。12時時点では0.9988ドルとニューヨーク市場の終値(0.9964ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。東京時間は昨日海外で下げた分の調整の動きとなり、一時0.9998ドルまで反発した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.04円 - 146.86円
ユーロドル:0.9958ドル - 0.9998ドル
ユーロ円:145.62円 - 146.59円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。