ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、戻り限定

 31日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは戻りが限定された。4時時点では0.9888ドルと2時時点(0.9876ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロポンドが上値を伸ばすと、つれて0.9896ドル付近まで持ち直した。もっともその後、米10年債利回りが4.09%台まで上昇するのを眺めて0.9880ドル台で伸び悩んだ。

 なお英国のスナク首相とハント財務相が増税不可避との見解を示したことが伝わると、ポンドは売りで反応した。対ドルでは1.1461ドル、対円で170.34円まで下値を広げ、ユーロポンドが0.8626ポンドまでユーロ高ポンド安が進行した。

 ドル円は小じっかり。4時時点では148.61円と2時時点(148.59円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。上値を試すような勢いはなかったが、米長期金利の上昇が支えとなった。

 ユーロ円は4時時点では146.95円と2時時点(146.75円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。一時147.02円まで反発し、その後は146.90円前後で推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.50円 - 148.85円
ユーロドル:0.9873ドル - 0.9966ドル
ユーロ円:146.55円 - 147.75円


(小針)
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