今日の株式見通し-軟調か 11月FOMCは米国株の売り材料に
東京市場は軟調か。11月FOMCでは0.75%の大幅利上げが決定された。先の利上げペース減速は示唆されたが、パウエルFRB議長からは利上げ停止の議論については時期尚早であることや、利上げの最終地点が従来見通しよりも高くなるといった発言が出てきた。2日の米国株はパウエル議長の発言を受けて急失速し、ダウ平均が500ドルを超える下落。翌3日も警戒売りが続いた。3日のダウ平均は146ドル安の32001ドルで取引を終えた。ドル円は足元148円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて385円安の27255円、ドル建てが380円安の27260円で取引を終えた。
FOMCが米国株の売り材料となり、2日に続き3日も下落したことから、日本株は大きく水準を切り下げる展開を予想する。FOMCを受けて米国の長期金利が上昇しており、本日発表される米10月雇用統計に対する警戒も高まる。ナスダックが大きく崩れており、グロース株が強めに売られることになるだろう。ただ、観測で報じられていた利上げペース減速に対する言及はあった。また、英中銀も0.75%の利上げを決定したが、こちらは会見内容はハト派的で、この先も大幅利上げが続くとの警戒が後退した。これらの点から、大きく下げる局面では下値を拾う動きも出てくるとみる。日経平均の予想レンジは27100円-27450円
FOMCが米国株の売り材料となり、2日に続き3日も下落したことから、日本株は大きく水準を切り下げる展開を予想する。FOMCを受けて米国の長期金利が上昇しており、本日発表される米10月雇用統計に対する警戒も高まる。ナスダックが大きく崩れており、グロース株が強めに売られることになるだろう。ただ、観測で報じられていた利上げペース減速に対する言及はあった。また、英中銀も0.75%の利上げを決定したが、こちらは会見内容はハト派的で、この先も大幅利上げが続くとの警戒が後退した。これらの点から、大きく下げる局面では下値を拾う動きも出てくるとみる。日経平均の予想レンジは27100円-27450円